今日は、鶴の恩返しという昔話を読みます
助けた鶴が恩返しにやってくるというお話ですが、このお話の設定はいろいろあるようです。
「翁(おきな)が鶴を助け、鶴は娘になって恩返しをする」という話もあれば
鶴を助けたのは若者で、鶴がその若者の妻になって恩返しをするというものもあります。こちらは「鶴女房」(つるにょうぼう)として、岩手や新潟などの民話にあるようです。
私は、この話を本で読んだのか、テレビで見たのか、「鶴女房」バージョンを「鶴の恩返し」の話として記憶しています。
「鶴女房」では、助けた鶴が妻になり、その美しい妻は夫のために機織りをします。ただし、夫に、「機織り(はたおり)の間は、決して中を見ないでください」と約束させます。
糸もなしに、見事な織物を織ることが不思議で、ついに約束を破って、機織りの様子をのぞいてしまいます。
するとそこには鶴が自分の羽を抜いて、機を織る姿がありました。
好奇心に勝てなかった夫、自分の羽を抜いて、痛みもあるであろう、鶴の恩返し、これに、幼いころの私は、とても衝撃を覚えました。
皆さんの知っている鶴の恩返しは、どちらの鶴の恩返しでしょう。
今回は、老夫婦の登場するバージョンの「鶴の恩返し」を読みます。

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